初心者向け記事

高いレンズって何が違うの?初心者の方にも分かりやすく解説します!

カメラを初めて楽しさに気付いてくると、新しいレンズが欲しくなりますよね!

レンズってピンキリで安いものだと1~2万、高いと数百万するレンズがあります。『高いレンズを買えば綺麗に撮れる!』というのももちろん正解です。解像度、描写力が高く、各メーカー自信を持って販売しているレンズはやはり高くなります。

ですが、それ以外にもスペックや機能の面で高くなる要素があります。『何故このレンズが高いのか?』を知った上でレンズ選びをすると、後悔の無い買い物ができると思いますので、是非参考にしていって下さい!

ズームレンズかどうか

レンズにはズーム機能があるズームレンズと、ズーム機能がない(一つの焦点距離でしか写せない)単焦点レンズがあります。この2つで比べると、ズームレンズの方が比較的高くなります。

当たり前っちゃ当たり前ですが、50mmでしか撮影できないレンズより、1本で24mm~70mmまで1mm単位で焦点距離を変更できるレンズの方が汎用性も高く、各メーカーの技術力も詰まっています。

汎用性を求めるならズームレンズはめちゃめちゃ便利ですが、その分お高くなってしまいます。

F値が低い

初心者の方に最も気にして頂きたいのがF値です。レンズの名称を見て頂くと必ずF値が書いてあります。これはそのレンズの最小F値、つまりどこまでF値を小さくできるか、を示しています。(F値は小さくできればできるほど良いです!)

このF値を小さくできるレンズ程高くなる傾向があります。F値を小さくできれば撮影できる幅がグッと広がりますので、レンズ選びの上でここは大切にして頂きたいポイントです!

個人的にはF2.8以下がおすすめ!F2.8あればかなりボケた写真を撮ることができますし、『ミラーレス、一眼レフらしい写真』を撮ることができます。

F値って何だっけ?って思った方はこちらの記事を参考にして下さい!

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超望遠かどうか

基本的にはこの焦点距離だから安い、高い、っていうのは少ないですが、超望遠レンズになると話は別です。飛行機や野鳥撮影で使うような遠くの被写体をより大きく、鮮明に撮ることができる超望遠レンズは高くなる傾向にあります。

こういうレンズですね。超望遠レンズになると、どうしてもサイズが大きくなるので、そりゃそうだよなって感じですよね(笑)

逆に広角や標準、中望遠程度の焦点距離であれば、そこまで差がないので、自分の好きな焦点距離のレンズを選ぶと良いと思います!

番外編:プレミアがついたオールドレンズ

これは番外編になりますが、プレミアのついたオールドレンズはかなり高くなります。カメラという製品はずっと昔からあるものですので、数十年前に廃盤になったレンズが令和の時代で高騰することもあります。いわゆる骨董品みたいなものですね。

初心者の方が2本目にこの世界に行くのはハードルが高いでよね(笑)。ただ、1950年とかに作られたレンズも数千円のアダプターを使えば最新機種のカメラでも使えるっていうのに凄くロマンを感じます。

まとめ

今回は、レンズが高くなると何が違うのか?という点を幾つかご紹介しました。もちろん、これだけではありませんが、僕は『F値』を気にして頂けたらそこまで後悔することはないんじゃないかなと思います。

是非、2本目のレンズを買って、カメラ旅を楽しんでください!