まとめ

飽き性な僕が、カメラだけは趣味としてずっと続いている理由。

突然ですが、僕はかなりの飽き性です。

大学時代に自分に合う趣味を見つけようと、サイクリングに釣り、キャンプにテニス等、色んなことに手を出しました。が、ハマっていた時期はあれど長続きせず一生の趣味と言えるものにはなりませんでした。

そんな僕がカメラという趣味に出会いかれこれ10年近く続いています。何故カメラは続いたのかという点について深掘りして考えてみたいと思います。

これからカメラを趣味にしようと悩んでいる方は是非参考にしてみて下さい。

趣味を長続きさせるには?

そもそも、何故カメラ以外の趣味は長く続かなかったのか?を僕なりに考えてみた結果、

趣味を長続きする為には、熱量継続が大切だという結論に至りました。

熱量は、その趣味に対するハマり具合、やる気といったイメージですね。自分の中でピンときた趣味と出会った時、普段からは考えられないようなエネルギーでとことん趣味に費やしていました。しかし、この熱量、というのはやっかいだと考えてまして、大きすぎると同時に飽きを感じさせるものでもあると思ってます。僕の中ではこれが釣りだったなぁーと思ってます。釣りにハマった時は、釣り道具や釣りスポット、魚の種類なんかをネットの隅々まで漁って調べ尽くしていました。が、爆発的にハマった趣味は、それなりの熱量がないと飽きてしまうと思ってます。釣りに向かう熱量は凄まじかったですが、それを維持するほどの熱量はなかった為、この趣味も長くは続きませんでした。

この経験から、『ほどほどの熱量』というのが大事なのかな、と感じています。

一方、継続は、その名の通りその趣味を続けられるか?という点です。当然と言えば当然ですが、長続きしなければ趣味にはできません(僕で言うと先程の釣りですかね。)。また、趣味とは言え自分が成長できていないと感じたら飽きてしまうと思っていて、成長する為には継続はマストです。なので、継続のし易さは趣味として成立しやすいのかなと感じでいます。

僕の失敗談で言うと、ダイビングが継続が難しい趣味でした。ダイビングは1日のダイビング代で1~2万かかり、ダイビングスポットへ向かう交通費でも1万程なので、コスト的にかなりハードルが高かったです。オマケにダイビングは早朝がベストなので前日は夜中出発しなければならず、継続したくても他の障壁が高くて継続できない、という状態に陥ってしまいました。幸い、年に数回という頻度では行けていますが、趣味と言える程行けてないし、技術的にも成長を感じられてません。

これらの観点から、僕は熱量と継続が大事だと感じてます。

カメラがこれにドンピシャだった。

僕にとってカメラが程よい熱量と緩く継続できる趣味でした。

もともとカメラを始めたきっかけは『友人が使ってて面白そうだったから』でした。何となく買って何となく使ってて、ちょっとずつハマっていきました。時には撮りたい被写体の為に遠出したり、新しいレンズが欲しくなってネットサーフィンを繰り返す程熱中する時もありますが、基本的にはコンスタントに普通の趣味って感じの熱量です。この熱し過ぎず冷めすぎない距離感がちょうど良かったのかなと思っています。

ですが、この10年弱、一度も飽きたことはないかと言われると、そんなこともありません。仕事で忙しかったり、他のやりたい事に熱中したりしてカメラから遠ざかる時期もありました。が、それでもカメラが趣味として続いたのは、継続のし易さのお陰だと思ってます。

カメラってとりあえず持ち出せば何か撮れるんです(当たり前)。ちょっとしたお出かけや旅行等、外へ出る機会があればとりあえず持って行きます。すると、やる気ない時に限って意外と良い写真が撮れたりして、またハマるきっかけになったりします。なので、とりあえず持って行けば何かしら撮れるハードルの低さは、趣味を続ける上でめちゃめちゃ大きいメリットだと感じています。

一生の趣味を見つけよう。

ここまで読んで頂きありがとうございます。僕なりにカメラが趣味として続いた結果、ほどほどの熱量と継続のし易さが丁度良かったのかなと感じています。どの趣味がドンピシャかどうかは人それぞれかと思いますが、この記事を参考にして自分なりの趣味探しに役立たせて頂ければ幸いです!