植物

【植物】初見のアガベに衝動買い『アガベ チタノタ ワイルド・ブリッジ』。

植物にハマって約半年。元々自分の母親が植物好きで、実家はジャングルのように植物だらけだった。そんな家で育ってきたものの当たり前に植物があって、特にこれといって好きというわけではなかった。

遡ること半年前、コロナの隔離期間中に自分の家のインテリアに拘りたい、と思ったのをきっかけに目を付けたのが植物でした。最初はサンスベリアやポトス、グリーンネックレス等、数百円で買える植物を飾って満足していた。

しかし、そんな時期も束の間、アガベという植物を知ってしまいました。アガベは個人の育て方で大きくしたり、丸く詰まったような形にできたりと、趣味性が高いうえにカッコ良いと、沼に陥りやすい植物です。

カメラ沼、レンズ沼にすぐ落ちるような足を滑らしやすい僕が、このアガベにハマらないはずはなかった。

今回は、そんなアガベの一種であるアガベ チタノタ ワイルド・ブリッジについて書いていきます。

何某植物店での出会い

何度か通っている塊根植物を中心に販売している観葉植物店で、このアガベと出会いました。ほぼ一目惚れ。

興味のないことは一切頭に入らない、でもハマったことにはめちゃめちゃ調べ尽くす僕ですが、このワイルド・ブリッジという品種は初耳でした。インドから来たそうです。120株程輸入し、残りは店頭にあった数株のみだとか。

1か月半前くらいに来た時はなかったので、その売れ行きが凄まじいものなんだな、と感じました。まぁそんなことはどーでも良く、大きな葉とそれに見合う鋸歯に心打たれました。

価格は二万円。植物に興味のない方なら、「草に二万円!?」という感覚かもしれませんが、アガベの中でも人気種であるチタノタの一種であると考えると、そこまで高くないしむしろお求めやすいのでしょう。しかし、幸いまだ完全に沼に落ち切っていない僕は、ちゃんとこれを「高価」であると感じることができ、30分以上悩みに悩みました。

日に日に増えていく植物に危機感を覚えつつも考えだしたら止まらない「買う理由」。中学生の時に何かの本で読んだ「人は、自分では悩んでいるつもりでも、心の奥では3秒で決断できている」という言葉が頭をよぎった。

気が付けば気さくな店主とお話しながら、クレジットカードを差し出していた。

大切に育てます。

購入してからまだ数時間しか経っていないけど、買ってよかったと本気で思っています。

厳つい鋸歯に見とれてしまう。店主の「成長が早く、大きくなりそうな株ですよ」という言葉を信じてうんと大きく育てていきたい。