こんにちは、Yutaです。
今回は、僕が今まで読んできたカメラ、写真に関する本を10冊ご紹介したいと思います!
完全に個人的な見解になりますが、満足度を5段階で表示したいと思います。
購入した時系列順に紹介します。その時そのレベルに合っていたかどうかも踏まえての満足度になってしまいますが悪しからず。
是非参考にして下さい!
風景写真の正しい撮り方
満足度 : ☆☆/5
いきなりちょっと低めです。。カメラを買って漠然と風景が撮りたい!と思って初めて手に取った本になります。
長秒露光やフィルターを用いたテクニック集のようなもので中級者向けに感じました。「これさえ読めば風景が上手くなる!」と期待して買ったものの、難しすぎてちんぷんかんぷんだったのを覚えています。
写真の作例も、綺麗な写真を載せるというよりは、テクニックを説明する為の作例みたいな写真が多かったので、感動が薄かったのかもしれません。
当時の僕の用途には合っていませんでしたが、テクニック本をお求めの方は良いかもしれません!
イチから分かるLightroom
満足度 : ☆☆/5
※ネット通販で見つけられなかった為、リンク無しになります。
初めてライトルームに手を出した時に参考書として買った一冊。「こうしたい時はここを調整する!」といった事がこと細かく教えてくれているのが特徴です。
作例もついていて、充実した内容ではあるのですが、、、今の時代だとYoutubeで学ぶ方が分かりやすいなと感じてしまいました。ライトルームは機能が多すぎることや、答えがないレタッチという内容であるが故に、本という媒体がそもそも向いていないのかなとも思いました。
Youtubeだと、「こう感じたからこうする」といったレタッチする人の感覚的な部分も多く伝わる為、ライトルームを学ぶならYoutubeだと感じた為、本で学ぶことはあまりオススメしていません。
写真が上手くなりたいなら覚えるべき50の掟
満足度 : ☆☆☆/5
汎用性の高いテクニック集のような本。テクニック集というと、ちょっと小難しいイメージがありませんか?僕はこの頃あんまり難しすぎるテクニックは求めていませんでした。
この本は今日から使えるような簡単なテクニックで写真の表現がぐっと上がるテクニックを、シチュエーション別に50個紹介してくれる本です。
難易度もちょうどよく、マンネリ化してきた時に今でも読み返す本です。
シネマティック・フォトの撮り方
満足度 : ☆☆☆☆/5
「シネマティック・フォト」というカッコ良い言い回しに惹かれて手に取った1冊。スナップ写真やストリート写真をより映画のワンシーンっぽく撮るコツを抑えている本です。
今まで風景写真しか興味なかった僕が、スナップ写真に興味を持つきっかけになった本です。作例もめちゃめちゃカッコ良いので写真集としても見れちゃう1冊でかなり満足度が高いです。この本でカラーグレーディングの素晴らしさも学びました!
強いて残念な点を挙げるとすると、作例がほぼ(もしかしたら全部?)海外の写真であることです。海外映えみたいな所ばかりの写真ではなく、「日本でもこんな映画っぽい写真撮れますよ!」という1枚を見てみたかったな~と思いました。
まぁこれは贅沢な要望であって、全体的には凄く満足度の高い1冊でした!
Leica M10 BOOK
満足度 : ☆☆☆/5
Leica M10-Pを購入しよりLeicaのことを知りたいと思って買った本です。Leicaに関して詳しい方からすると物足りない本かもしれませんが、ほとんど無知な僕からすると、初めての1冊にはちょうど良かったんじゃないかなと思います。
期待以上ではなかったのと、ネットにも似たような記事がたくさんあったのでこのオススメ度にしています。
プロの撮り方 構図を極める
満足度 : ☆☆/5
有名な写真解説本であるナショナル・ジオグラフィックシリーズの1冊になります。約3000円で300ページ弱あるボリューミーな本。
この頃、絞りやシャッタースピード、ISO、露出など、基本的なパラメータは覚えてきていたので、構図を学びたいと思い購入致しました。
300ページ弱もある為、もちろん参考になる箇所もありましたが、全体的に僕には向いていないなと感じました。カッコ良いスナップや、美しい絶景写真を求めていたのですが、どちらかというとアート、美術作品的な写真が多かったです。ただ、このシリーズも絶賛されている方がいるので、個人個人に合う合わないはあるだろうなと感じました。
ここからは余談ですが、本書の作例でF22でがっつり絞った写真が多かったのですが、何でそこまで絞るのかな?という疑問が残りました。僕はまだまだプロとは程遠いんだなと思いました。
TOKYO NOBODY
満足度 : ☆☆☆☆/5
こちらは解説本ではなく、写真集になります。
作者が10年かけて撮った東京の風景写真なのですが、タイトルの通り人ひとり写っていません。(ほんとかよ~と思って探してみましたが本当にいませんでした(笑))
人口の多い東京、しかも都心部の写真もあるのにどうして誰も写っていない写真が撮れるのだろう。きっとたくさんの苦労があったんだろうなぁと感じました。「よっしゃ、撮れた!」と思って見返したら一人入り込んでた写真が百枚以上あるんだろうなぁ(笑)
写真集としても魅力的で、全体的に彩度の低い写真が多いです。まるで、もし人類が絶滅したらこんな世界が待っているんだろうなと感じました。廃墟や荒廃した世界観が好きな方に特にオススメの写真集です。
カメラじゃなく、写真の話をしよう
満足度 : ☆☆☆☆☆/5
今回ご紹介する本の中で1番満足度の高い本でした!これは・まじで・いい!!
以前の記事で書いたので詳しくはこちらを読んで頂きたいのですが、すごくスカッとする本でした。
タイトルにある通り、機材の話はほとんどなく写真の話を中心に書いてある本です。良い写真を撮りたいが為に、肩の力が入り力みまくっていたのがスッと抜けていくような本です。写真はもっと楽に楽しむもんなんだと気付かせてくれた1冊です。
超絶写真術
満足度 : ☆☆☆☆/5
今時のSNS映えするような写真の撮り方とレタッチの仕方が書いてある本です。賛否両論ありそうですが、僕は楽しんで読めた派です。というのも、ほとんどの写真がレタッチ前提で撮られたような写真で、SNS映えしそうな煌びやかな作品が多いです。ですので、『やりすぎレタッチ』が嫌いな方にはあんまり向かないかなぁとは思います。
とは言え、写真としてのクオリティは高く、SNS映えの参考にもなるので個人的には凄く満足でした!
いちばん美しい季節に行きたい日本の絶景365日
満足度 : ☆☆☆☆/5
一番最近買った本になります。最近風景写真を撮れてないなと思い、良い撮影スポットを探す為に買った本です。
タイトルの通り、1日1枚で1年分の絶景写真が載っています。(例えば、1/1は富士山の初日の出の写真)
本当に絶景だらけで、行ってみたい!と思う撮影スポットが山ほど載っています!因みに僕は、気になった所に付箋を貼っていて、
赤 : 関西の行ってみたい所
緑 : 関西以外で行ってみたい所
青 : 行ったことがある所
というふうにラベリングしてます。
見返してみると赤と緑のラベルがたくさんあって、まだまだ行ったことない所がたくさんあってワクワクしました!週末のお出かけの際にも参考になる1冊です!
まとめ
以上10冊が僕が今まで読んできたカメラ、写真本になります!
ためになる、ならないは人それぞれかと思いますが、参考になれば嬉しいです!
ありがとうございました!