初心者向け記事

【初心者向け記事】理屈で覚えよう!絞りとシャッタースピードを変えれば写真の明るさが変わる!

こんにちは、Yutaです。

今回は、以前の記事に引き続き、カメラを始めたての方向けに記事を書きます。

以前の記事をまだ読んでない方は先にこちらを読んでほしいです!

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振り返る事7年前、カメラを使いだして、綺麗な夜景を撮りたいと思い、意気揚々と飛び出したのはいいものの、どんだけ設定をいじっても真っ暗な写真か、ブレまくった写真しか撮れなかったのを覚えています。

当時の僕は、昼間はあれだけパシャパシャと撮れたのに、何故夜になるとこんなにも撮れなくなるんだと嘆いていました。

今回は、以前の僕が知らなかった、絞りと絞りシャッタースピードによる光の関係をご説明できたらなと思います。

光の三要素

前回の記事を読んでくれた方ならご存知かもしれませんが、写真を写す為に必要な三大要素が絞りシャッタースピードISOになります。

これらを駆使して写真を撮るのですが、1つのパラメータ(絞り、シャッタースピード、ISO)をいじると、1つの事へ影響するのではなく、複数の影響を及ぼしてしまいます。

例えば、絞りをいじると写真が明るくなり、ボケ感が強くなります。このせいで何を変えると何がどうなるのかがややこしくなってしまっていたのが当時の僕です。

こういうのは一気に覚えなくても良いです!1つずつ覚えて、感覚的に分かっていくのがベストだと考えてます!

なのでちょっと特殊なパラメータであるISOは省いて、絞りとシャッタースピードの光の関係にだけ注目してお話したいと思います。

理屈で理解する

絞りと光の関係

まずは例えでご説明します。

水道から水が出しっぱなしになっています。その下のはコップがありますが、ふたが乗っている為、コップに水が入りません。

では、少しだけふたを空けてみましょう。まだ水はふたにはじかれてこぼれてはいますが、少しずつコップに注がれています。

続いて今度はふたを大きくあけてみます。すると、蛇口の水ははじかれることなくそのままコップに入っていきます。ので、1つ前よりその分多くコップに入ります。

では、これを実際のカメラに置き換えます。蛇口=太陽(光源)、水=光、ふた=絞り、コップ=カメラに置き換えます。

蛇口の例えと同じように、レンズの絞り(ふた)を開ければ開ける程、光がたくさん入ってきます。一方、絞りを閉じれば閉じる程光が入ってこなくなります。こうして入ってきた光の総量=写真の明るさに直結します。なので絞り値を下げる(開ける)と写真が明るくなり、上げる(閉じる)と暗くなります。

絞り値が小さい=開放している事なので少しあべこべになりそうですが、理屈は理解できましたでしょうか?

シャッタースピードと光の関係

絞りと光の関係を理解してくだされば、こっちはもう簡単です。シャッタースピードというのは、絞りを何秒間開くか?というパラメータになります。

同じ例えでいくと、ふたを同じ大きさだけ開きます、3秒間開くのと5秒間開くのではどちらの方が水が溜まるでしょうか?ということです。もちろん5秒です。

つまりシャッタースピードとは、絞りを何秒間開けておくか?というパラメータであり、長ければ長い程明るくなり、短ければ短い程暗くなるという事です。

シャッタースピードなので短い時間空ける=シャッタースピードが速い、長い時間空ける=シャッタースピードが遅いと表現します。実際は3秒や5秒開けるときもありますが、日中だと1/250秒(0.004秒)、とか1/1000秒(0.001秒)とかでも撮ります。

何故夜がぶれやすく暗くなりやすいのか?

では、当時の自分に答え合わせします。

夜になると写真がぶれやすい理由は、シャッタースピードを遅くしないといけないから。暗くなる理由は、そもそも光源が少ないから。

夜という環境は限られた光の中で写真を撮らなければならず、かなり過酷な環境だという事を理解しておいて下さい。

夜にどれだけふたを開いても、そもそも蛇口から水が少ししかでていなかったら、コップに水がたまりませんよね?なのでシャッタースピードを遅くして、たくさん時間をかけないといけないのですが、人間は静止できないので待っている間に動いてしまうのがブレの原因です。

暗くなる理由も上記の通りで、蛇口から水が少ししか出ていないのに、すぐにふたをしてしまって、コップにほとんど水が入らない状況になってしまっているので暗い写真になってしまいます。

今時のカメラやスマホを使えば、ちゃんとした写真が撮れるとは思いますが、カメラ機能の要でもありますので、頭の片隅にでも入れといた方が写真が楽しくなりますよ!

いい説明ができたか分かりませんが、少しでも参考になれば嬉しく思います!

まとめ

今回は、絞りとシャッタースピードによる光の関係について書かせてもらいました。

ここにISOが加わってくるのですが、そんなに難しくないのと、毎回変える値ではないので、まずは絞りとシャッタースピードを理解出来たら良いんじゃないかなと思います。

もし宜しければ別の記事も呼んでってもらえると嬉しいです!