初心者向け記事

【初心者向け記事】カメラを買ったら真っ先に実践するたった1つのこと

こんにちは、Yutaです。

今回は、カメラを初めて買った初心者様に向けてまず初めに実践する事1選をご紹介したいと思います!

結論!昼間に外でAモードで絞りを変えて撮ってみるべし!

「いやいや、何言ってるかもわからねぇし、昼間に外とか条件狭め過ぎだろ!!」という声が聞こえてきますが、ちょっとまだ閉じないでくださいお願いします。

そもそもこの記事を書いたきっかけ

この記事を書いたきっかけを少しお話させて下さい。興味のない方は絞り / Aモードとはから読んでください。

僕も初めてカメラを買った時、「よし、このカメラで綺麗な写真をたくさん撮るぞ!」と意気込んでいたのを覚えています。でも、蓋を開ければ全然綺麗に撮れず、何ならスマホの方がよっぽど綺麗に撮れる始末でした。

そこで、「やっぱりカメラの設定を覚えていかないと綺麗な写真は撮れないのか、、」と重い腰を上げて僕なりに色々調べてみました。すると、ほとんどのサイトでまず覚えるのは、絞りシャッタースピードISOの3つでした。当時の僕は、「そうか!先ずはこの3つを覚えたら上手くなるんだな!」と意気込みました。しかし、それがなかなか大変だと気付くのには、そう時間がかかりませんでした。。

調べていくと、絞り値を変えると、写真が明るくなりボケ感が強くなる、シャッタースピードを遅くすると写真が明るくなるけどぶれやすくなる、ISOを上げると写真が明るくなるけどノイズが乗ってくる、、、などなど出てくるわけですよ!正直覚えてられませんでした涙

ある程度カメラの知識が付いてきた方なら、感覚的にも分かってくるし、いずれは覚えないといけない事だと思いますが、こんなに一気に詰め込んだら、何が何だか分からなくなるんじゃないかなと思い、昔の自分が欲しかった情報としてこの記事を書くことにしました。

絞りシャッタースピードISOの内、まずは絞りだけを覚えればそれだけでも写真は綺麗になります!!!

話が大脱線してしまいましたが、まずは絞り / Aモードとは何かを説明したいと思います。

本当に余談ですが、何故、絞り・シャッタースピード・ISOの3つをいきなり初心者に叩き込む必要があったのかと言うと、そもそもフィルムカメラの時代は写真がちゃんと写す為にこの三要素が必要だったからだと思います。この三要素をコントロール出来ないと綺麗な写真どころか、真っ白な絵になったり、逆に真っ黒な絵になってしまっていました。なので、嫌でもこの三要素をマスターしないと土台にすら立てない状況でした。しかし、現在はカメラはものすごい進化を遂げ、もはやシャッターを切って写真が写らないなんてことはほぼありません。カメラが自動で適切な値に変えてくれるからです。その為、現在のカメラを使う僕たちは絞りから順番に覚えていっても問題ないというのが僕の考えです!

 

絞り / Aモードとは

絞りはどのレンズにも必ず付いている光の量を調整する羽です。

これですね!因みに絞り値という値を小さくすると開いて、大きくすると閉じていきますが、別に覚えなくて結構です。その内感覚的に分かってくるので。

続きましてAモードとは、別名絞り優先モードと言います。これは凄く簡単で、絞り値は自分で設定するけどその他の設定値はすべてカメラにお任せするモードです。

これは僕のカメラのAモードに設定した画像ですが、だいたいどのカメラも上のダイヤルについてるんじゃないかなと思います。ダイヤルを回してAにするだけでAモードにできますよ!

この段落で言いたかった事としては、まずは絞りだけ自分で決めて後はカメラにお任せで撮ってみよう!という事です。

絞りを変えると何が変わるのか?

絞りを調整すると、写真が明るくなったり、光芒が出たり出なかったり等、色々とありますが、今はこれだけ覚えて下さい!絞り値を下げればピント面以外がボケる!上げればピント面以外もくっきり写る!

これだけでいいです!写真で説明します。

右と左でF値(絞り値)を変えて撮影しました。左がF2.8、右がF8.0です。

どちらもブタの貯金箱にピントを合わせているのですが、ブタを挟んでいるコーヒー豆に注目してください。

F8.0に比べてF2.8の方がボケているのが分かりますか?これが絞りを変える事の影響です。

F値は低ければ低い程、ピントがあっていない所がボケます。逆に言うと、F値が大きければ大きい程、ピントがあっていない所もくっきり写ります。

まずはこれだけ覚えれば良いです!!

あとは実践あるのみ!

最初の結論に戻りますが、これを踏まえた上で昼間に外でAモードで絞りを変えて撮ってみて下さい!

レンズによって下げれるF値の最小値があると思うので、そこはご注意下さい。

また、「昼間に外で」という条件を付けさせて頂きましたが、これは「十分に明るい所で」と同意義と捉えてもらって結構です。室内や夜など、暗い所の条件だと、どうしてもシャッタースピードやISOを意識せざるを得なくなるので、まず絞りのボケ感を学ぶためにも、この条件下でお願いします!

では、F値を変えた写真の作例を数枚お見せします。

F値が小さい写真

F値を下げると被写体に目がいきやすいので、被写体を強調したい時に使えます!

また、一般的にレンズはF値の最小値が小さければ小さくなる程、お値段が高くなります。

スマホカメラと違って、狙った所にだけピントを合わせて他をボカす事に長けているのも、カメラの特徴ですね!

F値が大きい写真

こちらは全体的にボケることなくくっきり写っているのがお分かり頂けますか?

風景写真のようなくっきりした写真を撮りたい時はF値を上げて撮るのをオススメします。

最初はそこまで意識しなくて良いですが、F値は大きくしすぎると、デメリットがいくつかあるので、大きくしてもF8.0~16くらいまでに留めておくのが良いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

カメラを買った初心者が真っ先に実践する事は、絞りを変えた事によるボケ感を学ぶことだと思います!

色々と勉強ばかりだとカメラを使う前から嫌になってしまうので、1つずつ覚えて1つずつ実践していきましょう!